在ヒューストン日本国総領事館

 　在メキシコ日本大使館から，メキシコ北部国境地域における治安情勢について以下のとおり注意喚起が行われております。テキサス州からメキシコ北部地域に入国予定のある方は，十分ご注意ください。

　９月１２日（水），タマウリパス州タンピコ市において麻薬組織の首領とされる人物が逮捕されました。同１４日（金）には，同州ヌエボ・ラレド市とサン・フェルナンド市において麻薬組織の内部抗争による殺人と見られる計１６の遺体が発見されました。同州及び北部国境地域では，以前から麻薬組織間の抗争及び治安当局の取締りに対する報復等の事件が頻繁に発生していますので，より一層の注視が必要な治安状況となっています。

　さらに，１７日（月）にはコアウイラ州ピエドラス・ネグラス市内の刑務所から囚人１２９名が脱獄し，そのほとんどが現在も逃走しています。脱走した囚人の中には重要犯罪者も含まれていると報道されています。

　従いまして，北部国境地域への渡航や滞在を予定されている方は，治安に関する最新情報を入手するとともに，夜間の外出は控える等細心の注意を払って行動してください。

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