在ヒューストン日本国総領事館

Consulate-General of Japan in Houston

米国最新安全情報

海外安全対策情報2012年度第4四半期

1.社会・治安情勢

米国の中では,テキサス,オクラホマ両州は比較的治安がよいと言われていますが,概して他の地域と比べ大都市における犯罪発生率は高くなっております。特に,テキサス州では,州法において,他の州の法律よりさらに広範な銃器等の使用を認めており,同法では,自身の財産の保護だけでなく,強姦,放火,不法侵入,強盗,夜間の窃盗,夜間の器物破壊等にも殺傷武器の使用による防護が認められています。2007年には「キャッスル・ドクトリン(自身の身や財産に危険を感じた場合の殺傷能力のある武器使用を正当化する法律)」の範囲を拡大し,身に迫った脅威に対して可能な限り逃げることを義務付けていた条項が撤廃されています。このような背景の下,テキサス州おいては銃器による事件が多発しています。

2.犯罪の傾向

(1)ヒューストン市警察は,毎月20日頃,その前月の犯罪統計を発表しています(http://mycity.houstontx.gov/crime)。その集計によれば,2012年度第4四半期(1月~3月)の犯罪発生状況は以下のとおりです。


1月

2月

3月

合計

対前年比(%)

殺人

16

17

17

50

89.3

強姦

56

42

63

161

99.4

強盗

952

706

640

2,298

105.6

傷害

782

793

875

2,450

87.8

住居等侵入盗

2,315

1,778

1766

5,859

94.1

非侵入盗

6,124

5,463

5802

17,389

113.2

自動車盗

1,197

958

1058

3,213

105.5

合計

11,442

9,757

10,221

31,420

105.4

(2)被害事案
(ア)同時期,在留邦人の方が巻き込まれた被害事案について,警察当局から当館への報告はありませんでしたが,在留邦人の方で,ガソリンスタンドで給油中に,反対側のドアから車内にあったカバンを盗まれるという事案が発生したとの情報があります。
(イ)当館からも一斉送信等で一部お知らせしているとおり,ここ3カ月の間に当地で発生した比較的大きな事案は以下のとおりです。
(a)1月15日付『Houston Chronicle』によると,ヒューストンのベルト8やBlalockの近辺で,物取りを目的としてパンクしたタイヤを交換中の市民が銃撃される事件が相次いで発生。
(b)1月22日,北ヒューストンのローン・スター・カレッジ内において銃撃事件が発生。

3.テロ・爆弾事件発生状況

現在,当地においてテロ・爆弾事件は発生しておりません。爆弾予告電話事案は時折発生していますが,これまでいずれもいたずら電話である旨確認されています。他方で,米国においては安全に対する脅威度が5つの色で表示されており,2013年3月末現在,米国全体に関しては3段階の黄色レベルとなっています。


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