ロイド・ハーディン在オクラホマシティ日本国名誉総領事の「旭日中綬章」受章

令和3年4月29日
2021年4月29日(木),日本政府は,令和3年春の叙勲受章者を発表しました。この中で、ロイド・T・ハーディン・ジュニア在オクラホマシティ日本国名誉総領事は、日米交流の促進と日米友好の親善に寄与した功績が認められ、「旭日中綬章」を受章します。
 
ハーディン氏は、2006年に在オクラホマシティ日本国名誉総領事に就任して以来、日本とオクラホマ州との相互理解の促進と友好関係の強化のために尽力しています。特に、オクラホマ州・京都府の姉妹関係への関与を通じ、人物交流を積極的に促進しています。2008年には、オクラホマ州副知事、州務長官、州上院議員(元阪神タイガースのランディ・バース)の訪日に随行し、京都府知事と面会したほか、天皇皇后両陛下御臨席の下で開催された源氏物語千年紀記念式典にも出席しました。2015年、オクラホマ州・京都府の姉妹関係30周年の機会には、京都府代表団のオクラホマ州訪問の成功に多大な貢献を行いました。また、タルサ市・栃木県宇都宮市、スティルウォーター市・京都府亀岡市、ノーマン市・京都府精華町、ショーニー市・秋田県にかほ市など、オクラホマ州の間の姉妹都市提携も支援してきました。
 
ハーディン氏は、オクラホマ州にある日系企業や、同州への投資を検討している日本企業に対し、様々な支援を提供してきており、日本とオクラホマ州との強固な経済関係の構築に貢献してきました。また、オクラホマ州国際チーム、オクラホマ・ビジネス・ラウンドテーブル、ジェトロとの協力などを通じ、日本とオクラホマ州のビジネス、政府機関、大学などの指導者の間の会合のアレンジや協力関係の推進に努めてきました。
 
更には、ハーディン氏は、在ヒューストン日本国総領事館のオクラホマでの活動を強力にサポートしてきており、オクラホマ州の日本人を献身的に支援しています。また、日本とオクラホマ州が自然災害の甚大な被害に遭遇した際には、オクラホマにいる日本の友人と日本にいるオクラホマの友人を結ぶパイプ役としても活躍しました。
 
ハーディン氏は、2021年6月24日、在オクラホマシティ名誉総領事として15年間の職務を終える予定です。