福島総領事の日系人2世部隊”Go for Broke”記念切手発行ヒューストン祝賀行事への参加
令和3年6月18日



6月4日、福島総領事は当地ヒューストンで日系米国人市民連合(JACL)ヒューストン支部の主催によりおこなわれた、このたびの日系人2世部隊”Go for Broke”記念切手発行を祝賀する地域イベントに招かれ出席しました。会場は日系人と強く連携する当地ホロコースト博物館がホストし、また地元のアル・グリーン連邦下院議員や、ジーン・ウーおよびジョン・ロゼンタール両州議会議員も同席しました。
当地のJACLを代表してゲーリー・ナカムラ支部長やリンダ・トヨタ理事より、2世軍人であった自らの父親が歩んだ道のりと日系人をめぐる戦時の複雑な社会状況などを説明しつつ、こうした勇気ある2世軍人が逆境にめげず国家のために捧げた犠牲と殊勲は今あらためて記念切手発行という形で日の目をみることとなったと誇らしく語りました。
福島総領事からは、JACLが長い間粘り強く各方面にはたらきかけた結果、太平洋戦争開戦80周年という節目の年についにこの記念切手発行の慶事に至ったことを心から祝賀しつつ、”Go for Broke”442部隊の英雄譚については、あらゆる偏見や人種差別に真っ向から立ち向かうというその大義こそが時代を超えて重要であり、アジア系に対するヘイトクライムが憂慮される現代においても不変の大事なインスピレーションを与えてくれる、と賞賛しました。
