ネラー前米国海兵隊総司令官への「旭日大綬章」伝達式
令和3年7月7日



7月2日、在ヒューストン日本国総領事館は、オースティンにおいて、ロバート・ネラー前米国海兵隊総司令官に対する「旭日大綬章」伝達式を開催しました。ネラー大将は、防衛分野における日米の関係強化への貢献が認められ、2019年秋、通常の外国人叙勲における最高位の「旭日大綬章」を受賞しました。今回の伝達式には、ネラー大将のご家族、友人のほか、ワシントンの在米国日本大使館から河内防衛駐在官も出席しました。
まず、福島総領事は、ネラー大将が、米国海兵隊トップとして強い指導力を発揮し、日米同盟の強化に貢献したとして、日本政府と国民を代表し、深く感謝したいと述べました。また、ネラー大将が、陸上自衛隊の上陸作戦能力の向上のための支援を含め、陸上自衛隊と米国海兵隊との関係強化のために大きく貢献したことを高く評価しました。そして、福島総領事は、天皇陛下自らが署名した勲記を読み上げ、ネラー大将に「旭日大綬章」を授与しました。
これに対し、ネラー大将は、日米防衛協力推進における自分と米国海兵隊の貢献について日本政府が評価してくれたことに感謝したいと述べるとともに、沖縄での勤務の思い出を含め、日本には個人的な思い入れがあるとして、日米関係の今後の一層の発展を祈念すると述べました。