ダラス・フォートワース日米協会に対する国際交流基金「日本語講師給与グラント」の贈呈

令和3年8月11日
「日本語講師給与グラント」の贈呈の様子
「日本語講師給与グラント」の贈呈の様子
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 8月3日、福島総領事は、ダラス・フォートワース日米協会を訪問し、同協会に対して国際交流基金ロサンゼルス日本文化センターが拠出する「日本語講師給与グラント」の贈呈式を行いました。
 
 ダラス・フォートワース日米協会は、同協会の会員や地元コミュニティーからの強い要請を受け、今年から日本語講座を新たに立上げました。この講座をスムーズに立上げるため、同協会は、国際交流基金ロサンゼルス日本文化センターに対し、日本語講師の給与に要する経費の一部の支援を要請していましたが、今般、これが採用されたことを受け、日本政府側を代表して、福島総領事から小切手の贈呈を行いました。
 
 冒頭、福島総領事からは、「言語は文化を知るためのもっとも象徴的かつ有効なツールであり、日本語を学ぶことは日本について深く知ってもらうことにもつながる。今まさに熱戦が続く東京オリンピックでは、テレビ中継を通じて文化面でも様々な日本の情報が発信されており、多くの方々が日本に興味を持っていただいている中、講座の開設は時宜を得たものである。」と、お祝いと感謝の挨拶を行いました。
 
  ダラス・フォートワース日米協会のポール・パス事務局長からは、講座新設の経緯や今後の計画について紹介するとともに、この講座を通じて、ダラス・フォートワースエリアにおける日本に関する理解促進や、日米間の交流促進に貢献したい旨挨拶しました。
 
この講座では、初年はコロナ禍ということもありオンラインでの講座実施となりますが、成人向け(初級、中級、上級)、9~13歳下のキッズ向けコース、サマープログラム等、受講者のレベルに応じた日本語講座を実施予定であり、一部の講座はすでに盛況の元にスタートしています。また、2年目以降も継続して日本語講座を実施していく予定とのことです。詳細は、同協会ウェブサイトをご確認ください。