南邦夫元ハーマンパーク管理団体日本庭園諮問委員会議長の「旭日単光章」受章

令和4年4月30日
南邦夫氏
2022年4月29日(金)、日本政府は、令和4年春の叙勲受章者を発表しました。この中で、南邦夫元ハーマンパーク管理団体日本庭園諮問委員会議長は、日本文化普及と在留邦人への福祉向上に寄与した功績が認められ、「旭日単光章」を受章します。
 
ハーマンパーク日本庭園は、1992年5月4日、ヒューストンにおける日米友好のシンボルとして開園し、今年で30周年を迎えます。南氏は、2003年に設立されたグレーターヒューストン日本人会の副会長兼日本庭園問題調査委員長として、当時日本庭園の雰囲気が失われていたハーマンパーク日本庭園の改修プロジェクトの開始を主導しました。その後、2007年から2021年までの14年間、ハーマンパーク管理団体日本庭園諮問委員会議長として、日本の庭師を定期的に招くなどの形で、ハーマンパーク日本庭園の管理・改修・増築において中心的役割を担い、ハーマンパーク日本庭園を本物の日本庭園として生き返らせることに大きく貢献しました。
 
ハーマンパーク日本庭園は、現在、日本文化と禅の精神を伝える本格的な日本庭園として高く評価されており、ヒューストン市民の憩いの場となっています。また、ヒューストンにおける日米交流及び日本文化発信の拠点でもあります。ヒューストンの在留邦人にとっては、日本の雰囲気を感じられる貴重な場所ともなっています。今回の南氏への叙勲は、ハーマンパーク日本庭園30周年の機会に、日本政府として、ハーマンパーク日本庭園に関する南氏の功績を表彰するものです。なお、「旭日単光章」の勲章伝達式は、後日開催する予定です。
 
令和4年春の叙勲の受章者名簿(在外居住者)は以下のとおりです。
https://www8.cao.go.jp/shokun/hatsurei/r04haru/meibo_jokun/kyokujitsu-48zaigai.pdf