在外公館長表彰(感染症科医師:兒子真之、福田由梨子)

令和4年8月17日
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Dr. Miko
Dr. Fukuta
 新型コロナウイルス感染症に関する在留邦人への情報提供に多大な貢献をいただいております以下の2名の医師に対し、村林総領事から在外公館長表彰を授与することとし、8月5日、総領事公邸において、表彰式及びレセプションを開催しました。

  ・兒子 真之  医師 テキサス州立大学ヒューストン校 感染症科
  ・福田 由梨子 医師 ベイラー医科大学 感染症科
 
 冒頭、村林総領事から、2020年春の新型コロナウイルスの感染拡大により、海外に住む日本人は大きな不安を抱いたが、日本人の感染症医師から専門的なアドバイスを得ることができ、大変心強かったとの感謝とともに、両医師が、日本人を対象としたオンライン勉強会やセミナー、日本語メディアへの寄稿、日本企業や在留邦人からの相談への対応など、感染症の専門家として、ヒューストン地域のみならず、全米、全世界の在留邦人にも貢献したと述べました。その後、村林総領事は、両医師に対し、それぞれ表彰状を授与しました。
 
 これに対し、兒子先生は、今回、日本人に貢献できただけでなく、医療関係者以外の日本人の方ともつながることができ、大変うれしく思うと述べました。また、福田先生からは、米国勤務も10年となったが、今回、筑波大学で教える機会を得ることができたので、今後も日本人のために貢献していきたいと述べました。
 
 続いて、ヒューストン日本商工会の川上会長から、2020年3月24日、ヒューストンで自宅待機令が発出された後、4月3日には、オンライン勉強会を開催いただき、当日の700名の参加者に加え、特設サイトの動画に、3週間ほどで1万7,000人を超える視聴があったことなどを紹介しました。
 
 最後に、グレーターヒューストン日本人会の武智会長から、2021年10月の「現場医師のコロナ最前線情報と日本人芸術家の復活公演」における両先生の貢献に感謝するとともに、両先生がリーダーとなって、日本人会の「ヒューストン医療ハンドブック」をバージョンアップいただいているとの紹介がありました。