仙台・ダラス国際友好都市関係25周年を記念した仙台市公式訪問団歓迎レセプションの開催

令和5年1月24日
総領事挨拶
ジョンソン・ダラス市長挨拶
集合写真
郡仙台市長の挨拶
赤間仙台市議会議長
 1月17日から20日にかけ、仙台・ダラス国際友好都市関係25周年を記念し、郡仙台市長率いる仙台市公式訪問団がダラス市を訪問しました。両市は、中・高校生による青少年交流や、仙台国際ハーフマラソンへのダラス市からの選手の派遣などの交流等のほか、2011年の東日本大震災ではダラス市民やダラス日本コミュニティから総額26万ドル以上の義捐金が送られるなど、温かい交流が続いています。これまで、ダラス市長が仙台市を訪問したことはありましたが、仙台市長がダラス市を訪問するのは今回が初めてとなります。
 
 17日夜、在ヒューストン総領事館は、ダラス・フォートワース日米協会(JASDFW)との共催により、仙台市公式訪問団の歓迎レセプションを、ダラス市ミュージアム地区のクロウ・アジア美術館にて開催しました。ダラス市当局や友好都市交流関係者、青少年交流にて仙台市を訪問したダラス市民、仙台国際ハーフマラソンに招待されたランナー、ダラス・フォートワース地域のビジネス関係者や日本人コミュニティ関係者など、約100人の幅広い関係者が参加しました。
 
 冒頭、村林総領事は、両市の国際友好都市関係が25周年を迎えたことに祝意を述べるとともに、日本企業の進出とそれに伴う在留邦人の増加が著しいダラス地域において、両市の活発な交流が続いていることは日米の友好関係や相互理解の促進にとって大変意義深いものであり、今後の両市の交流のさらなる発展を祈念する旨挨拶しました。
 
 続いて、エリック・ジョンソン・ダラス市長が挨拶に立ち、郡市長のダラス訪問を歓迎するとともに、スティーブ・バートレット元市長の仙台市訪問を皮切りに民間ベースの交流が進み、1997年にロン・カーク元市長の下で友好都市協定が締約されて以降、文化・教育・産業など各分野で交流を深めてきた歴史を振り返りつつ、ダラス市にとって仙台市は常に特別な存在であり、それは今後も揺るぎのないものであるだろうと述べ、今後の更なる関係強化に強い意欲を表しました。
 
 美しい着物姿で登壇した郡仙台市長は、今般の訪問に対する歓迎と、これまでの友好交流、東日本大震災の復興支援に携わっていただいた方々に感謝の意を述べ、両市の距離は遠く離れているものの心の距離は非常に近く強い絆で結ばれており、今後とも友好都市として共に歩んでいきたいと思うと述べました。また、両市は近代的なビル群と緑の調和の取れた都市設計やプロスポーツチームの存在、コンベンション誘致に力を入れていることなど非常に親近感を覚えるとし、本年G7科学技術大臣会合が仙台市で開催されるなど国際都市を標榜する仙台市として、今回の訪問でダラス市から様々なことを学んで持ち帰りたいと意欲を示しました。
 
 その他、赤間仙台市議会議長、エイミー・ホフランド・クロウ・アジア美術館長、イレイン・ブラウニングJASDFWダラス・仙台委員会議長、ハリー・ウォーレンJASDFW会長らが挨拶に立ち、参加者は国際友好都市25周年を祝い、交流を深めました。
ホフランド館長
ウォーレン館長から花束贈呈