在日米軍経験者を招いたMilitary Appreciation Eventの開催

令和5年6月29日
会場入口バナー
村林総領事の歓迎挨拶
村林総領事とカラーガード、 サカイ・ベアー郡長官
ニレンバーグ市長挨拶
サンアントニオ研修の自衛官紹介
5月20日、当館はサンアントニオ日米協会との共催により、サンアントニオ市郊外のアイゼンハワーパークにて、在日米軍経験者やその家族を対象とした「Military Appreciation Event」と題した交流レセプションを開催しました。
 
このレセプションは、日本駐在を通じて日本への造詣を深めた在日米軍経験者及びその家族に、米国帰国後も引き続き日本に親しみ、知日派、親日派として、日本の魅力の発信や、更なる日米関係の強化を担っていただくことを期待し、持続的なネットワーク作りのために開催したもので、昨年に続いて、二度目の開催となります。
 
冒頭、村林総領事は歓迎の挨拶において、日本にとって米国は最も重要な同盟国であり、両国の強固な同盟関係を支えるのは両国民の間の交流と相互理解であり、また、在日米軍経験者やその家族が、米国帰国後も日本に親しみを持っていただいていることを歓迎し、引き続き日本の良き理解者として米国とのカケハシとなってもらいたい旨挨拶をしました。
 
また、ニレンバーグ・サンアントニオ市長、ピーター・サカイ・ベアー郡長官が来賓として挨拶しました。ニレンバーグ市長は、日本含む地域の安全保障に対する米軍の貢献に敬意を表するとともに、多くの軍事基地が集中し、「Military City USA」の愛称を持つサンアントニオの地でこうした交流が行われることは非常に意義深いと述べ、熊本市と同市の姉妹都市交流や、昨年10月の市長自身の訪日などにも触れつつ、両国のさらなる発展と交流の促進を祈念する旨述べました。
サカイ長官は、自身の日系3世としてのルーツに触れながら、今日の両国の友好関係や、サンアントニオの包摂的なコミュニティは、人と人とが積み上げてきた相互理解の促進が基礎となっている旨述べました。
 
当日は、日本国内の米軍基地に駐在経験のある現役及び退役の米軍関係者とその家族約200名が参加しました。米軍各部門の軍歌演奏、和太鼓の演奏、弓道の演武などのステージパフォーマンス、在日米軍基地ごとのブースが設けられ、参加者は、日本駐在時の良き思い出を語り合いました。また、ラックランド米軍基地語学研修所において研修中の自衛官12名も駆けつけ、参加者と交流しました。
 
弓道演武
和太鼓パフォーマンス
在日米軍基地パネル