村林総領事のAnime Matsuri 2023開会式への出席

　8月10～13日、ヒューストン市内のジョージ・R・ブラウン・コンベンションセンターで「Anime Matsuri 2023」が開催され、村林総領事が開会式に招待を受け参加しました。

　Anime Matsuriは、2007年に初めて開催されて以来、当地の日本ポップカルチャー・ファンの支持を受けて年々拡張され、現在では全米でも有数の規模を誇るアニメコンベンションとなっています。会場では、様々なショップ、イベント、ワークショップ、コンサート等が展開され、日本のアニメ、マンガ、ゲーム、コスプレ、ファッション等のブースが所狭しと並びました。また、和太鼓、三味線、歌舞伎のパフォーマンスや、相撲大会等も行われ、日本の伝統文化にも触れる機会が提供されました。会場周辺はコスプレ衣装姿の参加者で、連日大盛況となりました。

　開会式では、村林総領事が仮面ライダーのグッズを身につけて参加し、主催者を始めとした全ての関係者の尽力に敬意を示すとともに、本イベントのために日本から駆けつけているゲストに謝意を表しました。また、市長としての参加が最後となるターナー・ヒューストン市長に対し、退任後も引き続きコスプレ姿で本イベントに参加し続けてほしいと述べました。最後に、来場者に対し、本イベントを通じてさらに日本に親しみを持ってもらえたらありがたいと語りかけ、挨拶を締めくくりました。

　ターナー・ヒューストン市長は「ONE PIECE」のコスプレ姿で登場し、ANIME MATSURIの開催と年々の成長に祝意を述べつつ、コスプレしたアニメの内容を引用しながらこれまでのヒューストン市長としての活動を振り返るとともに、こうしたイベントはヒューストン市の多様性を表しているものであると歓迎しました。

　なお、期間中、当館としても、会場一角にブースを出展するとともに、2回のプレゼンテーションを実施し、来場者に日本文化を紹介・発信する活動を実施しました。日本のホラーを紹介したプレゼンテーションには約300人が訪れ大盛況となりました。