望月秋廣・雷太鼓代表と望月緑・茶道裏千家淡交会ヒューストン支部幹事長への外務大臣表彰

令和6年1月6日
望月秋廣氏
望月緑氏
総領事、受賞者及びメインゲスト 総領事、望月夫妻及びメインゲスト
2023年12月12日、村林総領事は、望月秋廣・雷太鼓代表と望月緑・茶道裏千家淡交会ヒューストン支部幹事長への外務大臣表彰を祝賀するレセプションを総領事公邸で開催しました。望月秋廣・緑両氏は、ヒューストンにおける日本文化普及の長年の功績が認められ、外務大臣表彰を受賞しました。
 
望月秋廣氏は、1996年、和太鼓グループ「雷太鼓」を創設し、その代表として30年近く、劇場やフェスティバルでの公演、和太鼓教室などの活動をヒューストン地域において実施してきました。また、望月緑氏は、1993年、茶道裏千家淡交会ヒューストン支部を立ち上げ、その後30年にわたり、茶道師範として、茶道デモンストレーション、茶道教室などを開催してきました。
 
授与式において、村林総領事は、望月秋廣氏が創設した雷太鼓の演奏は、ヒューストンにおける各種大型行事で同市市民がよく目にしており、また、望月緑氏が教える茶道は、ヒューストンの日本人、日系人のみならず、米国人の間にも広がっていると述べ、望月秋廣・緑両氏が長年携わってきた、ヒューストンにおける日本文化普及の取組を称えました。そして、表彰状と記念品を望月秋廣・緑両氏に授与しました。
 
これに対して、望月秋廣氏は答礼において、太鼓や茶道などを通じて日本文化の普及に取り組み始めたのは、日米貿易摩擦、ジャパン・バッシングが激しかった1980年代であったが、この活動を通じて、米国とヒューストンにおける日米相互理解の促進に貢献できたと思っており、後継の育成も含めて、今後とも日本文化の普及活動に取り組んでいきたい、と述べました。
 
今回のレセプションには、雷太鼓、茶道裏千家淡交会の関係者など35名が出席しました。