ペーパーランタン上映会の開催

令和7年3月14日
1 長沼総領事 
2 ポール・チェルクリ・ライス大学副学長
3 (左から)尾崎直子ライス大学日本語教員、クリアリー齊藤信子氏、チャールズ・ダブ教授
 3月4日、在ヒューストン総領事館は、ライス大学と共催し、同大学にてドキュメンタリー映画「ペーパー・ランタン」上映会を開催しました。
 
 同ドキュメンタリー映画は、広島に投下された原子爆弾によって米軍捕虜12名も被爆していた史実を紹介するとともに、被爆者の森重昭氏が、遺族の身元を40年以上に渡って探し続け、12名全員の消息を遺族に知らせた活動を紹介するものです。
 
 冒頭、長沼総領事より、第二次世界大戦終戦から80年を迎える本年は、戦争の教訓を振り返るとともに、日米両国が戦争の悲劇を乗り越えて現在の日米関係を創り上げてきた歴史を次世代に伝える貴重な機会であり、本上映会が、より良い未来を築くために何ができるかを考える場となることを心から願っている旨述べました。
 
 ドキュメンタリー映画上映に続いて、パネルディスカッションも実施しました。同ドキュメンタリー映画プロデューサーのクリアリー齊藤信子氏及びライス大学の映画プログラムを統括するチャールズ・ダブ教授が登壇し、尾崎直子・ライス大学日本語教員がモデレーターを務めました。パネルディスカッションでは、ドキュメンタリー映画に込めた意図や森重昭氏の活動等が紹介されました。