福島総領事のKakehashi訪日プログラム参加高校生による報告会への参加(11月23日)

令和元年11月28日


11月23日,福島総領事はテキサス中部フレデリックスバーグにある太平洋戦争記念博物館においておこなわれた,本年夏のKakehashi訪日プログラムに参加したテキサスの高校生たちによる報告会に参加しました。このKakehashiプログラムは日本の外務省の主催により米国の高校生たちに夏休みに一週間余り日本に訪問してもらい,さまざまな日本の社会や文化を経験し人々と交流をふかめることによって対日理解を促進してもらう取り組みです。

この報告会においては,訪問団の結成や引率の支援をしてくれた博物館側から訪問が所期の目的を十分に達成した旨,そして総領事からは,高校生諸君がオープンな心で異文化を体験しホームステイや学校訪問などを通じて日本人と生身の交流を体験したことは,戦争博物館のメッセージでもある歴史が教える相互理解の重要性にこたえるものであり,この訪問を糧に勉強をすすめてもらいたい,と挨拶。

次いで訪日した高校生の数人から,日本で体験したことや学んだことを若いみずみずしい感性で楽しく語ってくれました。訪問のなかではやはり同世代との交流や一般家庭での滞在を身振り手振りで楽しんだ生徒が多かったようです。報告会においては地元の太鼓チームの演奏が雰囲気をもりあげ,高校生の保護者や地元の市会議員さんなどコミュニティ全体が若い世代の積極的な対日交流を祝福してくださいました。