福島総領事のヒューストン国際ホロコースト記念日行事への出席(1月27日)
令和2年2月14日


1月27日,福島総領事は米国ユダヤ人協会(AJC)ヒューストン支部からの招待をうけ,「国際ホロコースト記念日」にかかるパネル行事にパネリストとして参加しました。
昨年に大規模改修・拡充された当地ホロコースト記念館においておこなわれた同行事においては来賓としてシルベスター・ターナー市長が冒頭挨拶され,多様性と内包性に満ちたヒューストンにおいて人種差別や偏見がはびこる余地はいっさいない,と強調されました。
それに次いでAJCランディ・ツァリンスキー支部長,そして日本,ドイツ,イスラエルの各国総領事の参加によるパネル議論がおこなわれ,ホロコーストの歴史的な悲劇が二度と繰り返されないよう,学校現場をふくめた若い世代の教育啓発がきわめて重要であるとの共通の認識が示されました。また福島総領事からは,ユダヤ人に「命のビザ」を発給した杉原千畝の偉業は日本の誇りであり,外交における人道主義の原点となっていることを述べました。