在ヒューストン日本国総領事館

Consulate-General of Japan in Houston

トピック

2011年9月23日

陶芸家シェーン・ティドモア氏による日本の陶磁器についての講演会

 9月23日、総領事公邸において、「テキサス人の目から見た日本の陶磁器」と題した講演会が開催されました。講師は、1999年から2000年まで滋賀県の信楽陶芸の森で生活しながら創作活動を行った経験を持つ陶芸家シェーン・ティドモア氏で、そのユニークな体験談に、ヒューストン日米協会(JASH)と、日本人会の会員を中心に集まった40人以上の聴衆は熱心に聞き入っていました。

 講演会の冒頭、渡部総領事代理より、ティドモア氏への歓迎の言葉と、日本文化における陶磁器の歴史的重要性についての簡単な言及がありました。それを受けて、グレッグ・クロウ日米協会会長が、ティドモア氏への歓迎の辞を述べると共に、新しく就任したシュリー・カーレカー日米協会事務局長を紹介しました。カーレカー事務局長は、ティドモア氏の学歴(ノーステキサス大学での陶芸/地質学の学士号と同大学での陶芸/絵画の修士号)とヒューストン学区での美術教師としての現在の経歴を紹介しました。

 ティドモア氏はまず、日本の陶磁器の歴史について簡単に解説し、滋賀県での陶芸家としての創作活動の体験に加え、韓国人陶芸家の巨匠キム・ヨンムン氏に師事した経験にも触れました。会場には、ティドモア氏の作品と、日本の陶芸用の道具が展示され、これらの展示物は講演の間も例として何度も紹介されました。このように実物を手にとったり、スライドを見せながらの講演は、聴衆を飽きさせることなく最後まで楽しませてくれました。講演は大盛況のうちに終了し、参加者はティドモア氏の陶芸作品を楽しく鑑賞するとともに、日本の陶磁器に対する理解を深めました。


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渡部総領事代理による挨拶

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ティドモア氏の講演

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