在ヒューストン日本国総領事館

Consulate-General of Japan in Houston

トピック

2011年10月・11月

在ヒューストン総領事館の最近のイベント 1

 津軽三味線奏者 浅野祥氏によるヒューストン公演開催

10月29日(土)、山本条太新総領事夫妻は、総領事公邸にて、ヒューストンの領事団や政府関係者等をお招きして、総領事就任レセプションを主催しました。同時期に当地を訪問されていた、津軽三味線奏者・浅野祥さんによる特別公演がレセプションに花を添えました。

冒頭、山本総領事はヒューストンに関して、「非常に国際的で多様性に富んだ都市であることを知り、大変嬉しく思っている」との感想を述べられました。続いて、悦子夫人と、浅野氏のヒューストンでの公演が実現するきっかけとなった、リード真澄先生をご紹介しました。

ウッドランズ高校で日本語を教えていらっしゃるリード先生は、米日財団による2011年エルジン・ハインズ優秀教員賞(Elgin Heinz Outstanding Teacher Award)を受賞されました。リード先生は、2人の受賞者のうちの一人で、その卓抜した日本語の教授と、アメリカ人と日本人の相互理解向上のために尽力されている点が高く評価されました。

リード先生は、今回の浅野氏のヒューストン公演実現のために、その賞金を使われました。浅野氏は、山本総領事のレセプションの他、前日の金曜日にセント・トーマス大学での一般公開のチャリティコンサート、同土曜日にはウッドランズ高校でも公演され、生徒さんと交流されるなど、多忙なスケジュールをこなしていただきました。。公演では、伝統的な日本の曲だけではなく、『私のお気に入り(My Favorite Things)』『テネシーワルツ』『テキサスの空の下で(Deep in the Heart of Texas)』など当地の人々にもなじみのある曲目を加え、観客を楽しませてくれました。

浅野氏は、5歳で三味線を始め、14歳で津軽三味線の最難関である津軽三味線全国大会で優勝しました。浅野氏は、古典のみならず、三味線の可能性を徹底的に追求し、楽器としての限界に挑戦し続けています。レセプションでは、17カ国以上の国々からいらした領事団の皆さんや政府関係者が津軽三味線に耳を傾け、浅野氏と歓談されました。浅野氏は、各国の代表的な曲も何曲か演奏し、皆様に喜んでいただきました。


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演奏中の浅野氏

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山本総領事夫人、リード先生、浅野氏、リード氏、山本総領事

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ウッドランズ高校の日本語クラスの生徒さんと