2012年3月21日東日本大震災一周年レセプション3月21日、東日本大震災一周年レセプションを総領事公邸で開催し、パトリック・M・ウォルシュ前太平洋艦隊司令官始め、テキサス・オクラホマ両州からの多数の参加者をお迎えしました。 山本総領事から震災一年後の現状を説明し、多大な被災者支援に感謝する挨拶を行った後(リンク)、ウォルシュ前司令官が、「トモダチ作戦」の指揮に当たった実体験に即して、基調演説を行いました。ウォルシュ前司令官は、「偉大な考えは苦しみから生まれるという言葉があるが、トモダチ作戦は、予期せぬ事態にあっても何が可能であるのかを証明した。米軍の支援は日本人の心に永久に刻まれようとの日本側要人の言葉があったが、日本人の感謝の気持ちこそ我ら米軍人の心に永久に刻まれよう」と述べました。 また、この機会に各界からのメッセージも寄せられました。リック・ペリー・テキサス州知事は「テキサスは日本国民を支援し続ける」とし、デービッド・デュハースト副知事は「犠牲者を決して忘れない」としました。また、メアリー・ファーリン・オクラホマ州知事は当日3月21日を「オクラホマ州と日本との友好連帯の日(makoto-no-tomodachi day)」と宣言し、テッド・ポー連邦下院議員は「東日本大震災一周年を追憶する日」と宣言しました。 参加者全員で黙祷を行った後、総領事からウォルシュ前司令官に、記念の楯を贈呈しました。楯には、「With deep gratitude to Admiral & Mrs. Patrick M. Walsh, Japan is blossoming again」と記され、米国での桜植樹百周年を祝うロゴが並んでいます。 会場では、「友、絆、感謝」と記したリストバンドを全員で着用し、犠牲者を悼み復興を祈る気持ちを一つにしました。また、甲州産ワイン三銘柄と、東北産日本酒四銘柄の展示提供を行いました。日本酒は、「蒼天伝(宮城)」「南部美人(岩手)」「一ノ蔵(宮城)」「真実(福島)」の四つです。
|
|||