在ヒューストン日本国総領事館

Consulate-General of Japan in Houston

トピック

2012年4月14日-4月15日

ヒューストンでの江戸火消し公演

アジア協会の新本部「アジアハウス」開館記念行事に参加するため、アジア協会の招待で大阪の「浪速鳶伝統保存会」がヒューストンを訪れ、4月14-15日に公演を行いました。

火消し公演(木遣・纏(まとい)・梯子乗り)は、江戸時代の消防を起源とした伝統芸能です。宍戸代表率いる浪速鳶伝統保存会の14人のメンバーは、半纏に草履を履き、鉢巻を締めて整列し、まず木遣りを歌い始めました。続いて重さ約15キロの纏を力強く振りながら2人が交代で練り歩きます。それが終わると梯子のりの出番です。高さ約6メートルの大きな竹製梯子は、アメリカ人職人により、ヒューストンで製作されました。12人が鳶口で梯子を支え、4人が次々に入れ替わって梯子に登り、その頂きで、膝八艘(ひざはっそう)、枕邯鄲(まくらかんたん)、腹亀(はらがめ)、肝潰(きもつぶし)等の技を披露しました。

また、「アジア・ハウス」開館記念行事には、他にも多くの日本芸能・日本文化の担い手が参加しました。当地でおなじみの琉球国祭太鼓、ローン・スター・カレッジの大森まり先生による日本の絞り染め、当地小原流師範等による生け花の紹介・展示など、多くの人々を魅了してやみませんでした。


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Hikishi1

木遣りと纏振り

Hikeshi2

浪速鳶伝統保存会による梯子乗りの演技

Hikeshi3

浪速鳶伝統保存会による梯子乗りの演技