2013年3月8日「ハーマン・パーク日本庭園の友人たち」は故中井皓允氏の功績を讃える記念碑の除幕式を祝い中井夫人のヒューストン来訪を歓迎しました(3月8日)。3月8日、ヒューストンのハーマン・パーク日本庭園で故中井皓允(てるのぶ)氏の功績を讃える記念碑の除幕式が行われました。故中井氏は、長年にわたり当地日本庭園への貢献を尽くした庭園設計家です。除幕式にはハーマン・パーク公園管理局、ヒューストン市公園・リクリエーション局、日本関連団体からそれぞれの代表が出席し、故中井氏の愛するヒューストン訪問を果たした中井豊子夫人を歓迎しました。式典に参加した山本総領事は、この除幕式を「相異なる文化を持ち寄る貴重な共同作業の証し」であるとし、そのような共同作業に敬意を払い忠誠を誓い続けていきたいと述べました。 8日夜、総領事は「ハーマン・パーク日本庭園の友人たち」を迎えるレセプションを開催し、多くの「友人たち」が故中井氏の貢献を改めて賞賛しました。中井夫人は故中井氏が如何にヒューストンを愛していたかを語り、「当地の友人多数が中井氏の功績を語り継ぎ、祝福する今日の様子を、故人はさぞ喜んでいるに違いない」と述べました。 山本総領事は挨拶で次のとおり述べました。「ヒューストンの誇る『文化的多様性』を改めて慈しみ讃えたいと思います。これは決して、安直で当たり前の事柄ではありません。それを維持するためには、極めて多くの人々が極めて大きな努力を尽くしていく必要があります。だからこそ、ハーマン・パーク日本庭園は、これからも栄誉ある地位をヒューストンの地で占め続けていけるのだと思います。」(リンク) 故中井氏の始めた日本庭園改修計画は、今後も故人の遺志の下、橋本彩氏、岩崎博司父子によって引き継がれていくこととなります。 |
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