5月1日(水)、在ヒューストン日本国総領事館は、テキサス・チルドレンズ・ホスピタルと文化紹介団体であるショーイング・ジャパンとの共催で、同病院で日本の『こどもの日』を祝うイベントを開催しました。子供たちの健やかな成長と幸せを願う『こどもの日』は、日本では5月5日にお祝いします。
最初に、病院のウエスト・タワーのロビーで着物姿のショーイング・ジャパンのメンバーが日本舞踊を披露しました。患者とその家族、病院関係者等約75名が立ち止まって、伝統的な日本舞踊を楽しみました。日本舞踊は人気を集め、続いて3階の渡り廊下で再度公演を行った後、本イベントの主会場である16階の病院図書館での最終公演となりました。
図書館には、5月5日になると日本の各地で空を泳ぐこいのぼり等の代表的な『こどもの日』の飾りが展示されました。鯉は、血気盛んに滝を登るといわれ、力にあふれ精神力の強い子どもを象徴しています。図書館の正面ショーケースには、伝統的な鎧兜姿の五月人形が飾られました。図書館でのイベントには、25人を超える患者とその家族が参加し『こどもの日』について学んだり、こいのぼりとかぶとの折り紙を体験し、日本の昔話「一寸ぼうし」の紙芝居を楽しみました。
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