2月1日(土)、ヒューストン日本国総領事館は、ヒューストン日米協会との共催で、2014年ヒューストンBentoコンテストの決勝戦を、I-10沿いにあるH.E.B.・Bunker Hill店にて開催しました。今回で3回目を迎える同コンテストでは、第一次の写真審査で、昨年よりさらに磨きのかかったたくさんの作品を提出いただき、芸術的かつバランスの取れた日本式のお弁当が、より認知されてきた事を感じる結果となりました。
審査員の一人として出席した渡部隆彦首席領事は、冒頭挨拶の中で、昨年12月に和食がユネスコ無形文化遺産に登録された事に触れ、「『和食』の伝統の尊重と地産地消への取り組みが認められた。このイベントのきっかけとなった日本のお弁当は、ひとつの小さな箱の中に和食の良いところがぎっしり詰まっている。」と述べました。
6人の決勝戦参加者たちは、制限時間10分間で、テーブルの上に並べられたH.E.B.の様々な食材でお弁当を作りました。株式会社サタケの直木純二郎社長、Gondo社のグレン・ゴンドー氏、渡部隆彦首席領事、落合祐貴副領事の4人が、甲乙つけがたい6つのBentoの審査に臨みました。
今回の決勝戦の参加者は、以下の方々です。
Eileen Gu: Most Kawaii
Jennifer Kennedy: Most Healthy
Makiko Matsumoto: Most Delicious
Yuko Ouchi: Most Traditional
William Santee: Most Creative
Derek Yeung: Most Comical
審査は難航しましたが、第3回Bentoコンテストの優勝は、松本麻希子さんと決まりました。
最終バトル終了後、スティーブンスさやかさんにより、日本食の重要な調味料の一つである味噌についての講演が行われました。続いて、来場者はスティーブンスさんの作った味噌を使った料理の数々を試食したり、実際に自分でおにぎりを作ったりしました。3年目のBentoコンテストでの来場者数とすばらしい写真応募数の増加から、総領事館では4回目のBentoコンテストの開催を期しています。
リンク:決勝戦の応募作品、当日の作品、味噌を使った料理のレシピ
コンテスト開催にご協力いただいたH.E.B.Sushiya、株式会社サタケ、グレン・ゴンドー氏に感謝いたします。
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