2月20日（木）髙岡望総領事は、ヒューストンのダイキン工業株式会社北米工場で行われた式典に出席しました。この式典は、VRV空気ヒートポンプが北米で初めて生産された事を祝うものです。今回の第一号生産は、ライン新設後わずか4ヶ月という、ダイキンの他の世界各地の拠点での類似機種の生産開始に比べ格段の速さで実現しました。生産ラインの新設に伴い250名が新規に雇用され、ここで生産された製品は米国内のみならず、メキシコを含む中央アメリカ各国へと輸出される予定です。
ダイキンのVRVと呼ばれるVariable Refrigerant Volume Air Conditioning(冷却量可変空調システム)は、日本とヨーロッパで広く普及しており、現在、北米空調市場でも需要が見込まれています。VRVヒートポンプは、エネルギーを節約しながら屋内を同時に冷房または暖房できる高性能製品です。VRVシステムは、節電とHFV（有害ヒドロフルオロカーボン）の削減を、世界的に推進するために大いに役立っています。
ダイキンは、空調機器の世界トップメーカーです。総領事は、ダイキンのリーダーシップを賞賛し、同社のヒューストン工場が、この地域にVRV生産ラインを新設したことを大変喜ばしく思っていると述べました。そして、同社がヒューストンにあることにより、地域の雇用機会拡大と、近隣諸国への輸出の増大を通じて、当地に必ずや多大な貢献をするであろうとしました。 |
