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在ヒューストン日本国総領事館

Consulate-General of Japan in Houston

トピック

2014年4月21日

ライス大学と東京大学のナノ(超微細)科学研究交流に関する覚え書き(MOU)への署名 (4月1日)

4月1日(火)、髙岡望総領事は、ライス大学と東京大学間で行われた署名式に出席しました。浜田純一東京大学総長によって署名済みの覚え書きを、浜田総長の代理として松本洋一郎東京大学副総長がヒューストンに派遣され、デイビッド・リーブロン・ライス大学学長に手交。同学長の署名により両大学間でのナノテクノロジー研究における大学生、大学院生、および研究者の相互交流が合意されました。

ライス大学には、世界初のナノテクノロジー研究センターであるリチャード・E・スモーリー・ナノテクノロジー技術研究所が設立されています。このセンターは、炭素原子60個で構成されるサッカーボール状の構造を持った中空な球状のクラスター(共有結合体)であるC60 フラーレンまたは”バッキーボール“の発見により、1996年にノーベル化学賞を受賞したリチャード・スモーリー・ライス大学教授とロバート・カール同教授の功績をたたえて1990年代に建てられました。過去10年に亘り、ライス大学は、河野淳一郎ライス大学教授のもと、ナノジャパンプログラム(http://nanojapan.rice.edu/)を通じて、最先端のナノ研究が行われている日本の大学へ毎夏アメリカ人学生を派遣しています。この度の新しい覚え書きは、マイクロコンピュータ同様、新薬や新素材の開発への地均しをするとともに、科学者と学生がその極微小の世界について更に研究を深め、我々の日常生活の質の向上を継続させるナノテクノロジーの共同研究をさらに拡大するものとなるでしょう。

丸山茂夫東京大学工学部機械工学科教授、河野淳一郎ライス大学電気・コンピュータ学科兼物理天文学教授、タイファン・テジジュヤー・ライス大学ジェイムス・F・バルボア機械工学教授 、ソニー・リム・ライス大学国際共同研究特別助手の各氏も、署名式に出席しました。

Nano1

Nano2

デイビッド・リーブロン・ライス大学学長と松本洋一郎東京大学副総長

Nano3

後列左から:ソニー・リム・ライス大学国際共同研究特別助手、、河野淳一郎ライス大学電気・コンピュータ学科兼物理天文学教授、髙岡望ヒューストン総領事、タイファン・テジジュヤー・ライス大学ジェイムス・F・バルボア機械工学教授、丸山茂夫東京大学工学部機械工学科教授

前列:デイビッド・リーブロン・ライス大学学長、松本洋一郎東京大学副総長

 

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