在ヒューストン日本国総領事館は、４月１２日（土）、１３日（日）の２日間にわたりハーマン・パークのジャパン・フェスティバルのメイン会場で、カナダ人落語家・桂三輝（サンシャイン）氏による落語公演を主催しました。桂三輝氏は、英語落語の公演を行い、日本と米国の文化の違いや日本語の面白さについてユーモラスに語り、各日１５０名あまりの聴衆は桂氏の巧みな話術に魅了され、会場は終始笑いに包まれました。
公演冒頭には桂氏とともに訪米した北川千穂女史が司会を務め、日本の伝統芸能としての落語と、桂氏の公演について紹介しました。落語は、４００年の伝統をほこる古典的な話芸で、着物を着た一人の演者が扇子と小さい手ぬぐいだけを使って座布団に正座をして演じます。
カナダ生まれの桂氏は、唯一の外国人落語家です。６代目桂文枝師匠の１５番目の弟子である桂氏は、日本の伝統芸能を英語で演じることにより、ヒューストンで新しい聴衆を呼び込みました。
桂氏は昨年９月にもヒューストンを含む１６都市を回る北米公演ツアーを実施しました。その際に、ヒューストンで多くの方々から好評を頂いたことを踏まえ、当館よりジャパン・フェストの開催に合わせて桂氏を招聘しました。また、この機会にテキサス州ダラス（ダラス・フォートワース日米協会主催）、オースティン（テキサス大学オースティン校主催）、ケンタッキー州レキシントン（ケンタッキー日米協会主催）でも公演が行われ、テキサス州内及び周辺での巡回公演が実現しました。 |
