5月13日,グレーター・ヒューストン・パートナーシップ(GHP)主催により「Coffee with Consuls-Doing Business with Japan」と題する朝食会セミナーがGHPの会議室で開催されました。セミナー当日は,朝方まで激しい雷雨に見舞われましたが,60名を超える米企業等幹部が出席し、立ち見もでるほどの盛況になりました。
冒頭,髙岡総領事より、日本経済の復興、米国および世界経済における日本の重要性に関しプレゼンテーションを行いました。次いで、中溝JETRO所長よりは,ヒューストンで活動する日系企業と日本への投資に関する説明が行われました。その後、東芝インターナショナル米国社土光社長(商工会会長、いずれも当時),とTsai三井物産石油化学品部門アシスタント・マーケッティング・マネージャーが加わって、パネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションおよび続けて行われた質疑応答のセッションでは、ヒューストンにおける日本企業等のプレゼンス、原子力発電再稼働の見通し,今後の日系企業における米国人役員の増加の可能性、,経営者として日本人労働者と米国人労働者の違いをどう見るのか,日本における終身雇用制度の将来,日本における女性や高齢者の社会進出,テキサス州における高速鉄道プロジェクトへの日本側からのサポート,メタンハイドレード開発状況等についての質問がありました。
なお、髙岡総領事は、本朝食会セミナーの司会を務めたCapper氏がホストを務めるラジオ番組「The Business Makers Radio Show」に出演しました。その模様は、こちらにて視聴可能です。
(注)GHPは,1989年にヒューストン商工会議所(Houston Chamber of Commerce),ヒューストン経済開発審議会(Houston Economic Development Council)及びヒューストン世界貿易協会(Houston World Trade Association)が合併して設立された経済団体であり,ヒューストン近郊の10の郡(County)をカバーしています。加盟企業には,ExxonMobil,BP,SHELL,AT&T,Chevron等の大手企業と中小企業が名を連ねており,その数は2100社を超えると言われています。 |