野上国土交通副大臣が6月25日から2日間に亘り、ヒューストンを訪問しました。25日、野上副大臣はヒューストン港湾局を訪問し、ロジャー・グエンサー同局局長などからヒューストン港の米国経済における重要性及び今後の拡張計画について説明を受けました。その後、当地所在エネルギー及び港湾関係の日系企業の方々と懇談しました。

翌26日、野上副大臣は、フリーポート港を視察し、ズデネク・ゲリッチ・フリーポートLNG社部長から日本企業も参加するLNG輸出プロジェクトについて説明を受けました。その後、フリーポート港湾局を訪問し、ジョン・ホス会長、グレン・カールソン同局CEOより、フリーポートの現状と今後の整備計画について説明を受けました。
2018年から開始が見込まれる同社からのLNG引き渡しのうち日本企業が関連しているのは、最終的には、同社によるLNG引き渡しの半分に相当する年間660万トン規模に達します。この量は、米国から日本へのLNG輸出の中で大きな割合を占めると予想されることから,日本とフリーポートはお互いにとって重要なパートナーです。
今回の訪問により、ヒューストン周辺地域のエネルギー事情の把握が進むとともに、関係者との間で有益な意見交換をすることができました。
 
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