12日18日,髙岡総領事は,カレッジ・ステーションにあるジョージ・ブッシュ大統領図書館において開催された富士フィルムと三菱商事の合弁会社である富士フイルム・ダイオシンズ・バイオテクノロジーズ社が買収したケイロン社の買収式典に出席しました。式典には,リック・ペリー州知事,ジョン・シャープ・テキサスA&M大学学長,ブレット・ジロワール・テキサスA&M大学ヘルス・サイエンス・センター所長,中嶋富士フイルム社長,杉浦北米三菱商事社長等が出席しました。(髙岡総領事のスピーチはこちら)
今回の買収により,富士フイルム・ダイオシンズ・バイオテクノロジーズ社は、ワクチン製造に必要なウイルスを製造工程内にとどめる世界トップレベルの高度な封じ込め技術を保有し,新型インフルエンザウイルスやエボラウイルス,炭疽菌などに対するワクチンを安全且つ安定的に製造することができます。また,ウイルスの高度な封じ込めが可能な,小型で可動式のモバイルクリーンルームを完備しており,多品種ワクチンを同時並行で製造することができます。更に,本クリーンルームでは,ワクチンのみならず抗体医薬品を含むあらゆる種類のバイオ医薬品も製造できるため,今後高まるバイオ医薬品の多品種少量生産ニーズに応えることができます。 |