2月3日、髙岡総領事夫妻は、生け花インターナショナルにご協力頂き、生け花デモンストレーションや日本文化展示会を開催しました。日本文化団体代表者やヒューストン領事団婦人会メンバーなど約70名が出席しました。
髙岡総領事は、冒頭挨拶で、テキサスにおける文化の多様性や、日本文化に対する高い評価について述べ、生け花や雛人形に表される日本の精神について言及しました(挨拶文全文)。続いて、バーバラ・クロウ生け花インターナショナルテキサス支部長から、生け花や同団体活動について説明がありました。
ナナコ・ティングリーフ講師による池坊流生け花のデモンストレーションでは、参加者が熱心に見守る中、様々な様式の活け方が実演され、最後に参加者の中から指名された10名のコラボレーションにより2つの花器を使った大きな作品が完成しました。
デモンストレーション終了後は、雛祭りにちなんだメニューをそろえた会食となり、一足早く飾られた雛人形や、公邸内に展示された各流派の生け花を観賞しながら早春の午後を楽しみました。またこの日の会場には、リリアン・ボナー氏所蔵の希少な市松人形と50年にわたる日本のこけしのコレクションが飾られ、日本らしい雰囲気を盛り上げました。 |