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在ヒューストン日本国総領事館

Consulate-General of Japan in Houston

トピック

2015年2月26日

直木純二郎氏の外務大臣表彰祝賀レセプションの開催(2月17日)

2月17日(火)、髙岡総領事は、直木純二郎氏が昨年8月4日に岸田外務大臣より外務大臣表彰を受章したことを祝い、祝賀レセプションを開催しました。直木氏は、日本とアメリカ合衆国の間の相互理解促進に向けた貢献が高く評価され、今回の表彰となりました。直木氏は日本政府によるこの名誉ある賞を受けた108人の1人です。

レセプション冒頭、髙岡総領事は、直木氏の日米交流に関する多くの功績を賞賛し、今後将来にわたり、同氏とともに歩を進めていくことへの期待を述べました(挨拶本文)。また、日米協会理事を務めるジョー・ハフナ氏が直木氏の人柄とともに、ヒューストンでのこれまでの活動振りについて紹介しました。また、直木氏のアラバマ駐在時代の旧友であるチャールズ・ダーハム氏を含む方々がアラバマから駆けつけ、ダーハム氏が直木氏とのアラバマ時代の思い出を語りました。

直木氏は、本レセプションに出席した多くの友人に感謝し、1980年代にアラバマ州で三菱商事子会社Coilplus設立を指揮した経験に触れ、当時の米国人同僚との仕事で、海外赴任時における文化とビジネスのあり方を理解する大切さを実感したことに言及しました。また、このビジネス経験に触発されて国際関係の促進に取り組み始め、北アラバマ州日本人会やアラバマ州日米協会を創設したことにも言及しました。さらに、その他の自身のこれまでの取り組みについて説明し、この30年間で築いた功績は、レセプション出席者を含む多くの関係者の協力なしには成し遂げられなかったと述べるとともに、引き続き日米親善の促進に向けて取り組むと述べ、日米友好を担う次世代のために祝杯しました。

直木純二郎氏は日本に生まれ、1984年から90年までアラバマ州三菱商事駐在員として初めて米国に勤務しました。当時、直木氏は、日系企業間の絆を築くため、北アラバマ州日本商工会を設立し、また、在アトランタ日本総領事館と協力し、ハンツビル市日本語補習校の設立に尽力しました。1989年には日米友好及び相互理解の促進に向けてアラバマ州日米協会を共同で立ち上げ、1年間副会長を務めました。これらの活動や日系企業の誘致の功績が認められ、アラバマ州知事より、1984年に名誉市民、1988年に名誉中佐、1990年に名誉大使の称号を授与されました。1998年、サタケUSA社社長として米国ヒューストンに再赴任後も、日本人社会への献身的な貢献を続けられました。2003年、グレーター・ヒューストン日本人会の第一期副会長を務め、2005年から2年間、第二期会長を務めました。2010年から現在までヒューストン日米協会の会長を務め、ヒューストン市ジャパン・フェスティバルや日本語スピーチコンテスト等の様々な活動を安定的に開催するため、組織力強化に尽力しました。本年6月に、惜しまれながら、会長職を辞する予定です。

直木氏は日米文化交流等の支援に並外れた足跡を残し、その優れた能力と広範囲にわたるネットワークにより、多くの日本関連行事に積極的に関与してきました。例えば、他の当地指導者とともにハーマン・パークの日本庭園の改修工事に重要な役割を果たし、庭園家の当地招聘や資金集め行事を開催しました。また、千葉市とヒューストン市の姉妹都市40周年時には、ヒューストン市派遣団の千葉市訪問を財政的に支援し、自ら派遣準備に取り組みました。また、2006年に自衛隊練習艦隊がガルベストンに寄港した際には、歓迎行事を牧場で開催しました。総領事館との関係では、弁当コンテスト等の行事で、ボランティアや賞金提供等で支援を頂いております。このように、直木氏は、数え切れないほどの文化交流行事に従事し、同氏の献身的な貢献は当地関係者から大きな賞賛を得ております。

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