本文:4月18日(土)、19日(日)の2日間にわたり、第22回ジャパン・フェスティバルがハーマン・パークの日本庭園周辺で開催されました。本年は、2万5千人以上が来場し、本年のテーマ「日本文化の真髄を学ぶ」のとおり、様々な日本文化をまとめて体験しながら日本の祭りを楽しみました。
会場では、日本食や日本関連グッズの出店が並び、生け花や茶道体験コーナーも設けられ、様々な日本武道のデモンストレーション会場が設置されました。メインステージでは、太鼓やソーラン節などの伝統文化から、ファッションショーやコスプレなどの現代文化まで様々な日本文化が披露されました。
当館は、マーティン・ホーマン・ミズーリ大学教授率いるBunraku Bay Puppet Troupeの公演をJapan Festival Inc.と共催し、各日約300人の聴衆が太夫、三味線、人形遣いで成り立つ人形劇である文楽を堪能し、拍手喝采しました。また、当館ブースでは、訪れた人たちが日本のパンフレットを手にし、浮世絵版画、折り紙及びしおり作りを体験しました。
髙岡総領事は、18日の開会式で挨拶し、来場者が様々な出店やステージ・パフォーマンスを堪能し、日本文化を楽しむことができるよう願う旨述べました(リンク)。また、本年より開催団体となるため設立されたJapan Festival Inc.会長のジャスティン・クーパー氏は、日米協会、日本人会、日本商工会、日系米国人市民連盟等の協力団体を称え、本年のフェスティバルでは、より多くの当地市民が日本文化に触れることができるよう期待する旨述べました。開会式終わりには両氏と上記団体代表者による鏡割りが行われ、ジャパン・フェスティバルの開催をお祝いしました。
ハーマン・パークでのジャパン・フェスティバルの開催に感謝を示すため、日米協会、日本商工会及び日本人会は、毎年、同公園管理局に日本庭園管理のための寄付をしています。本年は、全日空、日本航空、アサヒビール、ホーム・ディアリシス、クラレ、住友商事、コンピュータードージョウ、トヨタ、グリーン・マウンテン・エナジー、JX、カネカ、三菱商事、東芝、横川電機、インターナショナル・マリン・プロダクツ、リトル・ソーヤ、日本合成化学、日揮、三井物産、コール・ケミカル社、グレン・ゴンドー氏が、フェスティバル開催のために寄付をしました。
フェスティバル前日4月17(金)には、Japan Festival Inc.主催により、ヒューストン・ジャパン・フェスティバルのスポンサー及び支援者が集まり、アンダーライター・レセプションがヒューストン日米協会で開催されました。
当館は同レセプションのスポンサーとなり、日本酒と寿司を提供しました。髙岡望総領事は、クーパー会長のリーダーシップを評価するとともに、ジャパン・フェスティバルのような素晴らしい行事の継続は、コミュニティ及び企業からの寛大な支援により可能となるとして、これまで尽力してきた関係者を称賛しました(リンク)。 |