2月16日、公邸において、生け花インターナショナル・ヒューストン支部による、小原流生け花についての講演が行われ、奈那子・ティングリーフ・ヒューストン支部副会長他、約70名が出席しました。
冒頭、天野総領事は、今まで赴任した8カ国のいずれにおいても、生け花インターナショナルが日本の伝統をふまえつつ、各国の独自性を取り入れた活動をしていたとして敬意を表し、日本文化としても生け花のデモンストレーションを行うヒューストン支部に協力していきたい旨述べました。
続いて、ヒューストン小原流師範のスシーラ・マシュー氏から、小原流生け花の歴史と様式の変遷、道具などについての講演がありました。その後、ヒューストン・グランド・オペラで音楽監督を務める戸田光彦氏の指揮により、日本人女性コーラスグループ「桜」による日本の歌の合唱と、戸田氏とピアノ伴奏者箱根千春氏との連弾が披露され、出席者は美しい日本のメロディーに聞き入りました。
公演終了後は、旧正月にちなんだメニューも盛り込んだ軽食となり、サロンに一足早く飾られた雛人形や、公邸内に展示された生け花などを通じて日本文化を楽しみました。 |