3月8日、天野総領事により、日本研究及びサンアントニオ日米協会設立等を通じて、長年にわたり日米の相互理解促進及び米国内での日本文化の普及において顕著な功績を収められたマルギット・マリア・ナジ氏への叙勲(旭日中綬章)伝達式が行われました。ナジ氏は、平成27年秋の外国人叙勲における受章者89名の一人に選ばれました。
伝達式はサンアントニオ市にあるナジ氏が教鞭をとるアワー・レディ・オブ・ザ・レイク大学で行われ、ピーター・サカイ・ベア郡判事、シェリー・ドラットシャヒ・サンアントニオ市外交儀典長、ダイアン・メルビー大学長他大学関係者、日本関連団体関係者、ナジ氏の親しい友人及び親族等約80名が出席しました。
冒頭、天野総領事は、ナジ氏の日本の歴史研究及び草の根での日米関係強化への多大な貢献を讃え、同氏の旭日中綬章授章に対し祝意を表しました(→リンク:スピーチ)続けて、天野総領事より勲記と勲章がナジ氏に授与され、同総領事夫人より花束が贈呈されました。また、ナジ氏の受章に対し、同人の学生時代からの親しい友人であるペトラス修道女より祝辞が述べました。
答辞に立ったナジ氏は、栄誉ある旭日章を受章して誠に光栄であり、このような名誉を受けることができたのは、サンアントニオ日米協会、アワー・レディ・オブ・ザ・レイク大学を始め多数の方々の支援のお陰であるとして関係者への謝意を表明しました。最後に、ダイアン・メルビー同大学長が出席者を代表して乾杯を行い、ナジ氏の受章を祝いました。
なお、ナジ氏の功績の詳細については、2015年11月17日付プレス・リリース(リンク)をご参照ください。 |