1月20日、在ヒューストン日本国総領事公邸にて、天野哲郎総領事夫妻主催の新年会が開催されました。ヒューストン日本商工会から薙野太一会長、武智真二グレーターヒューストン日本人会会長、ビル・ワイランドヒューストン日米協会会長、ゲイリー中村日系人市民連盟前会長をはじめ、テキサス州の日系コミュニティ関係者の多くのご参加をいただきました。
冒頭、天野総領事は、この日の午前中に宣誓式を終えたばかりのドナルド・トランプ氏のアメリカ新大統領就任に触れ、今後の日米関係のますますの強化・協同への展望と、経済面のみならず文化・教育といった多方面からの日米相互理解の必要性について述べました。さらに、昨年度のヒューストンにおける在留邦人の増加から、テキサスに対する日本の注目度が高まっていることに言及し、各地域の在留邦人の結束と連携を礎とした各企業や団体の当地での更なる発展と活躍を祈念し、新任の抱負としました。
続いて、来賓を代表し薙野商工会会長から、昨年の当地における経済の動きと商工会の活動、経済を中心とした今年の日米関係の見通しと期待を旨とするご挨拶をいただきました。その後、天野総領事、薙野会長、武智日本人会会長とワイランド日米協会会長、グレン・ゴンドー日系人市民連盟元会長が、正面にしつらえられた酒樽の周りに集まり、天野総領事の合図で一斉に木槌を振り下ろして鏡割りを行いました。乾杯は、武智会長の音頭で行われ、2017年の無事安全と各界の益々の発展が祈願されました。最後に、ワイランド会長から、2月10日に予定されている日米協会のJapan Updateについての案内をいただき、式は終了しました。
夕方からの豪雨にもかかわらず、日米関係者約150名の皆様にご出席いただき、新年にふさわしいにぎやかな雰囲気の懇親会となりました。
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