ドナ・フジモト・コール・コールケミカル社長への「旭日単光章」伝達式

令和4年5月19日
勲記
グレン権藤氏、村林総領事、コール氏、ターナー市長
ドナ・フジモト・コール・コールケミカル社長
ドナ・フジモト・コール・コールケミカル社長は、昨年11月、日米の地域交流と相互理解の促進に寄与した功績が認められ、「旭日単光章」を受章しました。
 
5月12日、村林総領事は、総領事公邸において、コール氏に「旭日単光章」を授与するための勲章伝達式を開催し、ターナー・ヒューストン市長など、約50名の出席を得ました。
 
村林総領事は、2006年にコール氏が外務省の「在米日系人リーダー招聘」代表団の一員として初めて日本を訪問した際、自分が担当者としてコール氏と初めて会ったことを紹介するとともに、同代表団の参加者であり、自分の友人であるコール氏への叙勲は非常に喜ばしいと述べました。また、コール氏が、ヒューストン日米協会会長、米日カウンシル理事、2018年の日本テキサス経済サミット議長を務めたほか、千葉・ヒューストン姉妹都市交流、ジャパン・フェスティバル、日本庭園など、様々な分野で貢献を行ってきたことを高く評価しました。
 
その後、村林総領事は、コール氏に対し、勲記を手渡すとともに、「旭日単光章」のメダルを授与しました。
 
コール氏は、在米日系人リーダー招聘に参加した経験を踏まえ、自分は日本と米国の架け橋になり、日本とテキサス州の関係強化を支援したいと考えるようになったと述べるとともに、これまで自分がやってきたことは、自分一人ではなし得なかったことであり、今回の叙勲を、出席してくれた皆さんと共有したいと述べました。そして最後に、今年の10月、千葉市・ヒューストン市の姉妹都市50周年を祝賀するため、ヒューストン・バレエが訪日するタイミングに合わせ、ターナー市長とともに訪日することを発表しました。
 
シルベスター・ターナー・ヒューストン市長は、米国で最も多様性のある都市ヒューストンにおいて、コール氏の成功は、多くの人々の励みとなっていると述べるとともに、ホロコースト博物館における杉原千畝イベント、ヒューストン・千葉姉妹都市のユース交流、ジャパン・フェスティバルなどへの貢献に感謝しました。最後に、ヒューストン市を代表し、今回の叙勲をお祝いするとともに、10月の訪日を楽しみにしていると述べました。
 
グレン・ゴンドー・ゴンドーカンパニー社長は、乾杯の挨拶として、自分とコール氏は、日系米国人やほかのアジア人に対する偏見や差別を根絶するという目標を共有していると述べるとともに、コール氏は、心の広いすばらしい人物であり、友達と呼ぶことを誇らしく思うと述べました。
 
ゴンドー氏の掛け声で乾杯をした後、夕食となり、参加者は、公邸料理人の日本料理を楽しみました。
 
ドナ・フジモト・コール氏の功績の詳細については、以下をご覧ください。
https://www.houston.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00280.html