ハリケーン対策マニュアル

令和6年6月13日
ハリケーンに関する情報収集先リスト(各自治体の緊急事態管理局及び緊急通報登録先などを掲載)

1 日頃からの準備/ハリケーンが近づいたら

  • ニュースや天気予報、自治体等から必要な情報収集をして、ハリケーンに備えましょう。
  • ハリケーン通過後の断水、停電、物資輸送の影響の可能性を踏まえ、少なくとも数日~2週間分物資を備えておくことをおすすめします。現金、パスポートなどの身分証明書の準備のほか、車のガソリンも満タンにしておきましょう。
  • 緊急時の避難場所、家族間の連絡方法などを決めておいてください。避難する場合には、フリーウェイ等主要道路の大規模な交通渋滞が想定されますので、いざとなったら早めの行動をおすすめします。
  • 在留届に提出された情報を元に皆様へ安全に関する情報発信を行います。また、当館から安否確認を行う場合がありますので、在留届の提出、住所や連絡先などは常に最新のものを登録してください。

2 通過中~通過後

  • 身の安全を最優先し、テレビ、ラジオ、インターネット等から常に最新の情報を集めてください。
  • 911等緊急ダイアルへの電話が殺到し、つながりにくくなります。早め早めの行動をお願いいたします。退避の場合には、長時間家を離れる可能性がありますので、早めに必要物資を準備しておき、退避時に携行しましょう。
  • 災害発生後には強盗、空き巣等治安が悪化する傾向があります。戸締まりに注意するとともに、突然の来訪者にはすぐに扉を開けずに相手に不審な点がないことを確認してください。
  • 外出先で電線が切断されていないかどうかを確認してください。感電死等の危険も考えられるので、水たまり,鉄製のフェンス等に注意を払ってください。
  • 水があふれた時は、道路と水路との境目がわからない上に、普段慣れた道でも非常に崩れ易くなるので、運転及び通行には十分気をつけてください。車が水に閉じこめられた場合は、直ちに車を捨て、高所に避難してください。水たまりに入ることにより、下が見えないためにファイヤーアントの巣を踏んでしまい、被害に遭う可能性もあります。
  • 洪水が上下水道等に入りこむことにより水質の低下の可能性があります。煮沸等の必要の可能性がありますので、最新の情報入手につとめてください。
  • 浸水後の家の中の片付けを行う際には、屋内にカビが発生したり、一部浸水の跡がある可能性があります。片付け・清掃を行う際には、清潔な水、マスクやグローブ等を利用することをおすすめします。

3 参考(ハリケーン関連用語)

Hurricane ハリケーン。風速が時速74マイル(時速約119km)以上の暴風雨
Hurricane Watch ハリケーン注意報。48時間以内に上陸する可能性。
Hurricane Warning ハリケーン警報。36時間以内に上陸する可能性。当局の指示に従ってください。
Tropical Storm (TS) 熱帯性暴風雨。 風速39マイル以上73マイル(時速約63km~117km)以下の暴風雨
Tropical Storm Watch 暴風雨注意報。48時間以内に暴風雨圏内に入る可能性。
Tropical Storm Warning 暴風雨警報。36時間以内に暴風雨圏内に入る可能性。当局の指示に従ってください。
Tropical Depression (TD) 熱帯性低気圧。 風速20マイル以上39マイル(時速約32km~61km)未満の暴風雨
Storm Surge 高波が20フィート(約6M)を超える可能性。当局の指示に従ってください。
Boil-Water-Order 水道水使用禁止令。水道水を沸騰させるなど、当局の指示に従ってください。