在ヒューストン日本国総領事館

Consulate-General of Japan in Houston

新着情報

2012年9月28日

第22回 日米草の根交流サミット北テキサス大会が実施されました(8月28日~9月3日)

8月28日から9月3日にかけて、第22回日米草の根交流サミット北テキサス大会が開催されました。日米草の根交流サミットは、これまで過去22年間にわたって開催され、日米双方で3万5千人以上が参加しています。

今大会には、約180名が参加し、ダラス、フォートワースを含む北テキサスの15都市でホームステイ(15都市で115家庭282人がホストファミリーとして参加)等を通じて現地の人々と交流を深めました。上記15都市全てにおいて、今大会期間が「ジャパン・ウィーク」と制定され、日米の多くの若者が交流する盛大な行事となりました。

2011年の東日本大震災後、初めての米国開催となった今大会には、東北被災地からの中高生53名(気仙沼中学生グループ、石巻少年野球チーム、南三陸・行山流水戸辺鹿子躍保存会、釜石中学生グループ)が参加し、特別な大会となりました。

8月28日には、テキサス・レンジャーズ球場にて、草の根サミット歓迎行事「日米フレンドシップ・ナイト」が開催され、試合前のセレモニーで南三陸の中高生が鹿子躍を披露したのに続き、石巻少年野球チームへの寄付が贈呈されました。今大会参加者を含む700名が参加し、当日登板したダルビッシュ選手に声援を送りました。

8月29日のフォートワースでの開会式においては、大会参加者、ホストファミリー、ボランティア等約500名が出席し、シーファー大会実行委員長(前駐日大使)、山本総領事(→リンク)、プライス・フォートワース市長、マニワ米日カウンシル副会長が歓迎の挨拶を述べました。気仙沼中学生グループが震災について英語で「We are Tomodachi」というプレゼンテーションを行いました。

9月2日の閉会式は、ダラスで行われ、大会参加者、ホストファミリー、メディア等約400名が出席しました。シーファー実行委員長、ローリングス・ダラス市長、山本総領事(→リンク)等が挨拶し、参加者と共に大会の成功を祝いました。サザン・メソジスト大学合唱団と鹿子躍グループがそれぞれアカペラと踊りを披露しました。シーファー実行委員長は、戦争の悲劇を二度と繰り返してはならないとの想いで日米両国は顔の見える草の根交流を積み重ねてきたので、結果として強固な同盟関係を構築できたと述べました。スティック副実行委員長は、今大会を通じて被災地の子供たちを励ますとともに、15市の市長やレンジャーズ球団、地元美術館等文化団体の全面協力、多数のボランティアのおかげで北テキサスを挙げてのおもてなしを発揮し、大変有意義な日米交流となった旨述べました。

次回大会は、2013年7月1~8日に島根で開催されます。


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